オーケストラ音楽食わず嫌いのための派手なオススメ曲7選
僕はオーケストラに対してこんなイメージを持っていました。
- とにかく演奏時間が長くて途中で飽きる
- ハーモニーとかよく分からないし、何の音を聴いていればいいのか分からない
- 高尚なイメージが先行していて、直観的に楽しめるかどうか疑問
- クラシック音楽の知識もないので、曲を選べない
今回は、あまりオーケストラ音楽に馴染みのない人でも、最初の一歩が踏み出しやすそうなものをまとめてみました。曲の表記が適当なのはご愛敬。
飽くまでも長い楽曲の一部だったりするので、興味を持ったものについて全体を通して聞いてみるとよいでしょう。
動画は適当にググったりして出てきたものをチョイスしているので、色んな音源を探してみることを勧めます。
コーラスが豪華で迫力ある楽曲編
コーラスが入っていると、それだけで迫力が出て派手ですよね。
カール・オルフ作曲:「カルミナ・ブラーナ」より、「おお、運命の女神よ(O Fortuna )」
ラスボス感のある冒頭から始まり、後半の疾走感が印象的です。
ちなみにFF7の片翼の天使の歌詞は、カルミナ・ブラーナから拝借しているそうです。
モーツァルト作曲:「レクイエム」より、「怒りの日(Dies irae)」
こちらも曲の始まりのインパクトは強烈です。加えて、どことなく神々しさを感じさせる曲ですね。
ミサ曲であるレクイエムは多くの作曲家が手掛けており、この曲は三大レクイエムの一つに含まれるそうです。
ピアノ協奏曲編
クラシックでもピアノ曲だと短い楽曲が多いので、僕は好きだったりするんですよね。
オーケストラと一緒に演奏するからこそ生み出せる、独奏のピアノでは生み出せない重厚な音楽が魅力的です。
ラフマニノフ作曲:ピアノ協奏曲 第2番 より 第1楽章
上手く言い表せませんが、ドラマチックで思わず涙も出てきそうになる一曲です。
冒頭ピアノの和音の感じが、いかにもラフマニノフっぽいと勝手に思ってます。
のだめカンタービレでは、のだめと千秋がピアノの連弾で表現しています。元の演奏を知っていると、のだめが如何に無茶苦茶な弾き方で始めたかを理解できます。
あと、ラフマニノフのピアノ協奏曲 第3番 の方もぜひ聞いてください。
シューマン作曲:ピアノ協奏曲
シューマンが比較的好きなのと、この曲の始まり方が、とてつもなく愛おしいので紹介します。
時間を取れる時にじっくりと聞いてほしいです。
正統派編
オーケストラに正統も何もあるかどうかは知りませんが。シンプルな管弦楽編です。
ショスタコーヴィチ作曲:交響曲第5番 より 第4楽章
革命という日本独自(?)の副題が付くのも納得する一曲です。
ソ連時代の作曲家であり、当時の社会情勢に左右された悲劇の作曲家だとかなんとか。
ムソルグスキー作曲、ラヴェル編曲:組曲「展覧会の絵」
元々はピアノ曲として作られたものを、後にラヴェルが管弦楽として編曲したことで有名です。
エマーソン・レイク・アンド・パーマーと言う、プログレッシブ・ロックバンドがアレンジしたことも有名です。
「プロムナード」や「キエフの大門」が人気だとは思いますが、個人的には「小人(グノーム)」が好きです。グロテスクな感じがする不思議な曲です。
ホルスト作曲:組曲「惑星」より 「木星、快楽をもたらす者」
平原綾香が歌っていた記憶もありますが、アトラスのゲーム「キャサリン」のイメージもあります。
キャサリンのメインテーマ的に使用していたのは、この副題を意識してのことなんでしょうね。
曲調が目まぐるしく変わるのが特徴的です。
おわり
二番煎じどころじゃない記事ですが、自分なりのものをまとめてようとして、疲れてすぐ力尽きました。
ところどころ、雑学的なものも足しています。そういったところから関連楽曲を辿っていくと気付いたらオーケストラやクラシックにも詳しくなるかもしれませんね。
僕自身オーケストラやクラシックに対して、まだ全然知識はないので、他にもオススメの曲があれば知りたいですし、これからも勉強していきたいとは思っています。
あと最近はJAGMOがゲーム音楽のオーケストラをやっていますね。個人的にちょっと嫌悪感もあったのですが、そのうち一度は行ってみたいです。